SSブログ

5月8日の地震から [雑感]

平成19年05月08日21時11分 気象庁地震火山部 発表
08日21時01分頃地震がありました。震源地は茨城県南部 ( 北緯36.1°、東経139.9°)で震源の深さは約40km、地震の規模(マグニチュード)は4.4と推定されます。

最初、下からドン!と一回。(お隣の坊やがダイニングテーブルの上から飛び降りたか?)みたいな揺れで、地震とは思いませんでした。やや間があって、ガッガッガッガッッときたので(あっ!やばい、でかい!!)と思ったらそれでおさまってしまいました・・・

私の住む街は大きな地震が起こったときには「液状化」被害の大きな地域だそうで、液状化危険地帯を表す地図では「まっ赤」に塗られています。 

たしかに「砂地」であります。 わたしが子どもの頃、父が『この辺は掘っても掘って砂しか出てこないんだ』と言ったことがありました。わたしは子ども心に「なんておそろしい!」と思いました。 当時「砂上の楼閣」なんて言葉は知りませんでしたが、「アリ地獄」は知っていましたので(笑)ほんとう恐ろしく思いました…

で、わたしは庭を掘ってみました(笑) 父は『一メートルも掘ると水が滲んで出てくる』とも言っていたので、どのくらい掘れば…ほんとうに水が出てくるのか…少し楽しみでもありました。
結果は、10センチも掘ると湿った砂が出てきました。30センチも掘ると、なんと「土」が出てきました。。。
なんだか裏切られたようにも思いましたが、「土」を見てわたしはホッとしました。
父に報告すると『それは赤くなかったか?』と、『それは関東ローム層といって云々…』と(笑)

関東ローム層が本当に深さ30センチで出てくるものなのかは怪しいのですが、おそらく、あの時の土の下はまた砂なのかもしれません。 現在の利根川が何度も川筋を変えて、その堆積物でできた土地ですから、それなりに、いろいろな土砂が層になっているだろうと思います。

というわけで地震の話にもどります。 わたしの住んでいる土地は、この砂のおかげで「揺れ」が軽減されているように思うのです。 固い大地に直接家が建っていると、大地がガタガタ揺れれば家もいっしょにガタガタ揺れますが、その間に「砂」が挟まっていると、その砂の上を転がっているような感じで、ガタガタ、というよりは ゆらーりゆらーり という感じになるのではないかと…

一昨年だったか、東京の足立区で震度5強という地震がありました。お隣さんといってもいいわたしの街は、震度5弱でした。 この時、我が家の一階では何ひとつ倒れもしなければ、ずれもしませんでした。(ちなみに2階では、三段カラーボックスの上のプラスティックの、身長30センチ程のペンギンの置物が倒れました!) この時も、一瞬めまいがしているような、ゆらーりゆらーり とした揺れでした。 そしてとても長い時間揺れていました。

なので、柱や壁のしっかりとした家に住んでいれば、自然の免震構造になっているのではないかと思いました。 (ただ、我が家は家の強度に問題がありそうなのなので、震度5強では一階が潰れちゃうかもしれません)
この時の、柱の揺れ方を見ていて、震災地域で見かける、一階が潰れてその上に二階が乗っているという潰れ方がなぜ起こるのか、よく理解できました。

すいません。長々と。 科学的な根拠は不明です。どなたか教えていただけるとうれしいです。


nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 4

近年各地で頻発してますね。科学的根拠・・・色々見聞きしますが解ってません。
結局は予測や対策は難しく「地震雷火事親父」という思いです。>_<;
by (2007-05-10 18:04) 

letterwritingday

地震は怖いですよねーーー!今は2秒だか3秒前の予知はできるみたいです。「2秒や3秒で何ができる!」と思ったら、それだけあれば、電車にブレーキを掛ける信号が送れて、大きな病院では自動的に非常用電源に切り替えることができたりするらしいです!?すごいですよね。。。
by letterwritingday (2007-05-10 18:25) 

MANTA

うーん、揺れの大きさはいろんな要素で決まるので、一概にはいえませんが、阪神大震災の際、一部の地域で旧河道で被害が大きくなったようです(別冊宝島「巨大地震の後に襲ってきたこと!」)。また中越大震災でも旧河道で被害が多かったようです。最近は地盤調査を積極的に進めている地方自治体もありますので、役所などに聞いてみると情報があるかもしれませんよ。
by MANTA (2007-05-10 23:10) 

letterwritingday

そうなんですか…旧河道ということは、やっぱり我が家のあたりはとても危険な場所かもしれません。 50メートルぐらい掘ると固い岩盤につきあたるらしいですが、その上は、川が運んだ砂、洪水で運ばれた土、富士山などの火山灰とかやわらかそうなものが積み重なってる気がします。
ありがとうございます!
by letterwritingday (2007-05-11 00:13) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

からすとしらさぎが…イネ科の花 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。